犬の学習塾

犬 言葉 数字 のことなど 共に勉強しましょう (なるべく順を追って読んでください)

倫理3

言葉などの基本を教えてあればここで扱う程度の「算数」は難しくありません。

youtu.be


ただ私が常に逡巡してしまうのが「全て見せてもいいのか」ということです。
「信じてもらう」ための事であればほんの入り口を繰り返し丁寧に説明して終わるべきだろうと思います。
しかし私と犬の出発点はそんな所には有りませんでした。  書いてしまいますが
「お話出来る犬 いると思う 行きたい」
「他には幾つくらいの数を判る犬がいるのか」
ということで、後に、たいした話は無いでしょうが「飼い主同士で通訳できるかもしれない」というのも加わりました。
初っ端から壁に当たる事になりましたので、理解していただける方を探すのが急務となりましたが目的は変わりません。

同じ事をされ連絡を取りたいと思われる方の眼に止まる保証も無いですし、以前からやりたかった模造紙一枚の自由研究の発表みたいなことを完成させようと思います。誰かの記憶に残れば何かの役に立つかも知れません。

犬を含む人以外の動物には卓越した能力があり、色々な方法で「心を読む」のに近く見える行動をする という説があり、それはけっこう目にします。そういう中での「遊び」でしたし、つねに観察や確認をしながらやってきたのですが、犬の事ですので暑い、眠い、腹減ったと、あっという間に集中力が切れます。ひどいときには「聞いていなかった」と言う始末です。
今ではそれについてもわかるようになりましたが、以前は「ほんとに数が判るのだろうか」と思ったものです。
そういう時はなんとなくホッと、気が楽になったものでした。選択のお手をする以上ある程度逃げられないと言う気持ちはあっても「これで面倒臭い事から開放される」と思ったのです。そういう事はなんどもありました。
しかしひどい時には次の瞬間から元の場所に引き戻されてきたのです。

殆どが集中力の問題で、犬の気を引きやすい「正式版」を使わない事の反省を繰り返すのですが、犬の受け取り方が違ったり、直前の話と関連付けないという時もあります。
「犬に、常に100点を望むのは無理」と考えるようにしていますが、常に観察と確認が必要です。
今は言わなくなりましたが、以前は何度か「崩れかかる積み木を抑えながら」というような事を言っていました。
犬にもそれなりの経験が必要なのです。

 

この場での決意や方向性の,表明と確認をしておく必要があったのですが、同じ理由でもう一つ。

現在、3頭目の犬に「お勉強」を教えているのですが、以前の犬には撮ってある動画でしか登場してもらえません。
そして今の犬は人に直接見てもらうには大変都合の悪い犬で、犬としての基本的な訓練も出来ず下らぬ「練習」に明け暮れています。
早くから言葉や数字の勉強を始められたにもかかわらず、お手の回数は以前とは比べ物にならないほど少なく、当犬も言うとおり「お勉強は いっぱいしてない」なのです。
私がその気にならないのが主な理由ですが、おかげで「ずーっと」はすぐ判りましたし、「クそ犬」「うんざり」等他の犬では教えないような言葉を正確に知る犬にはなりました。

しかし元々最初の犬のために始めたブログですので今の犬のために止めるわけにも行かず、なんとか現状を維持しようと頑張っているところです。
そんな訳で今後の展望も持てませんし、ある日突然ブログを削除する事態も想像できます。
従いまして、今の犬と同時進行の形で先輩の成果を早めにお見せしようかと思っています。

ブログという形式上、突然大きな数字を扱う犬を見ることになり、信じられなくなる事もあるかもしれません。
ホームページから始めなかった私の能力の問題もありますが、私には急ぐ理由があり、少しでも早く手軽に始める価値はあったのです。
また、私が一番に望むのは、いつか解る人がゆっくり読んでくれることであり、ちょっと覗いてくれた人に笑われるのはしかたのない事だと諦めてもいます。この際、開き直る、いや、開き直り直る必要があるでしょう。

 

ついでの本心を書けば、犬に、様子を見る以上の「察する力」がほんとうにあったらどんなに楽だろうかという事ですが、そういう気配や返答は一度もありません。