犬の学習塾

犬 言葉 数字 のことなど 共に勉強しましょう (なるべく順を追って読んでください)

証明2

この事の証明についてはけっこう苦労しました。

まず二択である事が確率論からはまずいんじゃないか という所から模索が始まりましたが、統計学からはトリックではない事の証明がまず必要でしょう。

その辺の事情は大幅に割愛して動画に進みますが、様々な問題や方法、過去に外国であった馬での検証の話など、私のほかの手法での動画も少し残っている事もあり後日書いてみるかも知れません。

 

他の人に手伝ってもらった場合、慣れや意図への理解の問題があり犬への安定してわかりやすい質問、また言葉上での正確な質問がしにくいものです。また犬は「お手」自体を 知らない人にはしたがりません。

そのため、なるべく「誰が用意しても同条件で犬に見せられる」物を用意して、それに慣らさせます。

 

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そして次に、あらかじめ用意したいくつかのプレートをシャッフルして犬に答えさせました。

他の人に用意してもらったプレートを私が犬に見せるのです。

これにより犬に対し無駄な負担が少ない状態で、質問者が知らない数字を答えさせる事ができます。 そしてそれが 犬の出す答えが質問者の指示でない事の証明になる訳です。

 

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ここでは大きな数は敢えて使っていません。

5個までの連続した数なら1回目か3回目、3個なら二回目までの質問で答えは出ますが、この犬は答えの無いお手やしつこい質問を嫌っていましたし、これで証明の問題はかたがつき、他の方法は遊びながらやっていけばいいと思っていました。

 証明さえできれば無駄は避けて「いくつ」かの趣味に注力したいと思ったのです。

そして何よりも、「いくつ」がこの方法で証明されれば「いくつ」の基礎となる「言葉」も同時に証明されるだろうと思います。

私は犬語を喋れませんし、数式の全てはその場で思いついた「言葉」で代用し、計算させているからです。

言葉が分からないという事は、たとえ数が分ったとしても枯れ草の中に5や6が転がっているようなもので何がなにやら、質問であるのか食べる話かすらも解らぬ筈です。

また、言葉を理解せずイントネーションや感情等を読み取り答える というような説明もありますが、どのように発音しようが分るように言えば 5は5であり10は10です。  もちろん 面白がってする計算もあれば 犬が集中せず怒りながらする事もしょっちゅうなのです。

発汗や、アドレナリン量が変化し皮膚から発散するのを嗅いでどちらの手か判断できるはずも無く、そんな暇は無いと思います。そんなに手間かけてたらどつきます。今の新入生には必ずそうすると思います。

単語やそれが繋がった言葉も意味の無い音として聞き、それに対応する答えを出す との意見も多いのですが言葉の量や 特に数を扱う事を想像してください、その量や組み合わせのパターンは半端な数ではありません。

そしてその解答をもって今度はランダムに繰り返されるお手に向かい正解を出さなくてはならないのです。

 

多分次回から卒業生のフルパワーに向けての話になっていくと思いますが、やはりその他の文章も多くならざるを得ないようですので、我慢して読んでみて下さい。

なるべく頑張って新入生が始めた勉強もお見せしていく積りで、この投稿のペースですと すぐにそういう事になっていくと思います